前に、1/1スコープドッグを製作する鍛冶屋さんを紹介しましたが、今度は↓こんなのを発見。
≫モビルスーツが作りたい、G−Pro始動@ミナロ日本のモノづくり、残された道は・・・
これから日本の基幹産業になり得るのは
ナノテク?、バイオ?、航空宇宙、それともロボットか?あなたなら何がやりたい?
現在の30歳代が子供の頃TVで見た近未来SFアニメ
20年経った今でもすたれない人気そう、機動戦士ガンダムだ
(以下略)
「お?」と思って中身を見てみたところ、優れたモデリング技術や加工技術を持ってることやケミカルウッド素材の面白さは伝わらなくもないですが、「モビルスーツ」というより、「でかいガンプラ」を作ってるだけのような気が。言葉の選び方の問題だけなのでしょうが、上に引用したような挑戦的なメッセージからするとガッカリ感があります。
「ガンダムが作りたい」→「ガンダムの形をしたモノが作りたい」
という発想で行きつくのは、玩具やアミューズメント施設のオブジェでしょう。ガンプラはその代表ですし、立派な産業です。でかいガンダムもバンダイミュージアムや道の駅 久米の里にあり、サービス業の枠組の中で一定の役割を果たしています(後者はチト怪しいか)。確かに技術力は必要ですし、それはそれで面白い「モノづくり」ではあります。ただし、「日本の基幹産業」にはならないでしょう。
人それぞれの「ガンダムが作りたい」があると思いますし、それ自体を否定するものではありませんが、例えば僕は、
「ガンダムが作りたい」→「人の能力を増幅させる機械が作りたい」
という見地から、単なる造型ではなく、人にはできない作業を行い、結果社会に貢献しうる機械を作る、そういう仕事に携わっています。この意味での「ガンダム作り」は基幹産業になり得る、とも考えています。
…とかナントカ言ってる割にはまだ大した成果は上がってないんですが。