2005年11月11日

[Record Review] STRATOVARIUS / STRATOVARIUS

B000A38QZ8ストラトヴァリウス(初回限定盤)
ストラトヴァリウス

ビクターエンタテインメント 2005-08-31
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by G-Tools

1.Maniac Dance
2.Fight!!!
3.Just Carry On
4.Back To Madness
5.Gypsy In Me
6.Gotterdammerung(Zenith Of Power)
7.The Land Of Ice And Snow
8.Leave The Tribe
9.United

トルキ刺されてコティペルト脱退(追放?)して代わりにコワイ女性Vo加入して、はてさてどうなることやらと思ってたSTRATOVARIUSですが、結局は雨降って何か固まったらしく、元のメンバーに戻って作ったアルバムがコレ。

(従来のSTRATOVARIUSのような)メロスピではありません。
といってもツーバスドコドコみたいな「スピ」がないだけで、「メロ」はあります。
あと、全体的に(これも従来作と比較すると)暗いです。

色んなゴタゴタをくぐり抜けて、ようやく元のSTRATOVARIUSに還ってきた、その道程を凝縮させた作品、という感じ。
あと2曲くらいツーバスドコドコの疾走チューンを加えれば、従来作品とさほど違和感のないものに仕上げることも出来たように思いますが、敢えてそれをせずにこういう形でまとめたというのは、今回のテーマを重視した結果なのでしょう。

先行シングルの1、「マニアックダンス」なんてタイトルを見て、ラッキィ池田とコラボ?とか思ったら(嘘)、全然違ってました。
メディアやバンド内の葛藤などに見舞われた状況の中で錯乱している様を「イカれて踊ってる」と表現したものなんだと思います。

2,3あたりはアップテンポで前向きな曲ですが、その後はまた鬱と狂気の入り混じった曲が続きます。
4の曲が終わった後の語りは結構ヤバイ。

後半は、美しいバラードの7を経て、9で再び"United"して締めくくります。
ラスト9で、ようやく闇を抜け、新しい一歩を踏み出すぞ、となって終わるので、聴後感は割と爽やか。

各曲の出来云々よりは、そういうアルバム全体での流れ、ストーリー性で訴えかけてくる作品なので、これはこれで良いアルバムだと思います。
逆に、このタイミングでこれまでの路線の延長上の作品だったら「またかよ」な感想になっちゃったと思うし。

アーティスト自身のセラピー的な性質を持つ作品という意味では、トルキのソロ2作目"Hymn to Life"に近い雰囲気もありますが、アッチの方が後味が悪いというか、結局は救われずに鬱のまま終わる感じだったので、それに比べると今後に期待が持てる作品です。

B00005UJOHヒム・トゥ・ライフ
ティモ・トルキ

by G-Tools

てことで、(気が早いですが)次の作品はどういう方向に展開していくのかが気になりますな。
(また何かトラブルがなきゃ良いけど…)

ちなみに同時期に出たGAMMA RAYのMAJESTICにも"Fight"って曲が入ってたりしてちょっとややこしかったりして。
更にちなみにGAMMA RAYの"Fight"のサビでは"Carry On, Carry On, .."と繰り返してたりして余計ややこしかったりして。

ま、"Fight"だの"Carry On"なんてのは(HM/HRでは)頻出ワードですけどね。

Posted by hide at 2005年11月11日 23:17 | TrackBack
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