2008年07月29日

[Book] 経営学よりためになる「会社学」のすすめ

4569659500「会社学」のすすめ (PHPビジネス新書 21)
横田 好太郎
PHP研究所 2007-01-23

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前半(というか全体の8割)は、日本の有名な会社、世界的に活躍する海外の会社など、たくさんの会社の沿革や気風、ビジネスの変遷を「会社学」の観点で解説する会社カタログ。
このへんは、まあ「フーン」といったところ。雑学本みたい。

最後の章で、「会社学」という学問を作ることの教育的・社会的意義が述べられており、ここ(だけ)は面白い。

例えば、豊田佐吉については歴史で習ったけど、トヨタ自動車の成り立ちや経営理念、生産効率向上や品質向上のための取り組み(カンバン方式、カイゼンなど)については社会人になるまでよく知らなかった、という人は多いんじゃないでしょうか。

こういうのをちゃんと学問として教育カリキュラムに入れていくべし、というのが筆者の主張。
ふむ、それは面白いかも、と思って、「会社学」の内容を勝手に想像してみた。

・人が集まって集団(=会社)を成し、集団同士が時に争い、時に協力しつつ、発展・勢力拡大を目指す。
・それぞれの集団ごとに思想も得意分野も規模も異なる。
・それらの集団の特徴やその栄枯盛衰を通して今後の社会はどうあるべきかを考える。
…って感じ?
これはまさに歴史学。

通常の歴史学は、主に政治・統治活動集団を時間・空間的に分析するけど、筆者の提案する「会社学」は、経済・経営活動集団を時間・空間的に分析しよう、というもの。

…と、ここまで書いて、「カノッサの屈辱」を思い出した。

4594047661カノッサの屈辱
フジテレビ出版 2004-08

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Posted by hide at 2008年07月29日 23:53 | TrackBack
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